Intel Core2Duoとは?


Core2Duoとは、演算性能の高さと省電力性を兼ね備えた
Intel製新型デュアルコアプロセッサのこと。
型式にE、またはXのつくものがディスクトップ向けで、
コードネーム「Conroe」と呼ばれるコアを採用している。
また、TがつくSocket479パッケージのモバイル用Core2Duoも登場している。

Conroeは、65nmプロセスルールで製造。
ダイサイズ143平方mm、総トランジスタ数約2億9100万個。
複数の命令を実行できるフュージョン技術
「ワイド・ダイナミック・エグゼキューション」や、
使用しないブロックをOFFにして消費電力を抑える
「インテリジェント・パワー」などが特徴の
「Coreマイクロアーキテクチャー」を採用することで、
従来のデスクトップ向けCPUを凌ぐ性能と、大幅な省電力化を実現した。

また、いままでのIntel製プロセッサと同じく
仮想化機能「VT」や64bit拡張機能「EM64」
省電力機能「Enhanced Intel Speed Step Technologhy」などにも対応している。

Core2Duoが話題の理由


今までのIntel製デスクトップ向けCPUは
「NetBurstマイクロアーキテクチャ」と呼ばれる基本構造を採用。
これは、高クロック動作を目指した設計で
Pentium4あたりまでのIntelは徹底して高クロック路線で来ており、
NetBrustマイクロアーキテクチャ自体は5GHzが狙いとされていた。
しかし実際は、3GHzを超えるあたりから動作クロックの限界が見えてきた。

一方、ライバルであるAMDは、動作クロックより処理効率に重点を置く設定に転換。
Pentium4の向上が頭打ち状態になってきたことでAthlon64が有利になっていく。
それに対抗するために
「Coreマイクロアーキテクチャ」採用の新CPU「Core2Duo」が登場することとなる。

Intel製CPUはノートPCとデスクトップPCでは異なるコアアーキテクチャを採用していたが、
「Coreマイクロアーキテクチャ」ではこの2つを統合し
PentiumMで導入された省電力設計をベースにマルチコア化を図った。

Core2DuoはIntelの発表では、PentiumD 950との比較で
40%以上の性能向上と消費電力削減を同時に実現したとされている。
各種ベンチマークでもAthlon64FXを抜き
Core2Extreme X6800が最速とされるケースが多く報告されている。

この一新されたIntelのコアアキーテクチャが
CPUの勢力図を大きく変えていくことが予想されるため
Coreマイクロアーキテクチャを使ったCore2Duoが大きな話題となっている。